覇気なし、対岡山戦敗北 | Tomoのオヤジ的サッカー
10月14日(日) 2012 J2リーグ戦 第38節
岡山 2 - 0 東京V (13:03/カンスタ/8,798人)
得点者:17' 川又堅碁(岡山)、90'+3 田所諒(岡山)

岡山戦、現地観戦してきました。

当然、勝ち点3が必須の試合ではあったけれど、試合序盤から全体的に動きがパッとしません。久しぶりの先発となった阿部も、満身創痍なのがはっきりとわかるくらい、100%とは程遠い感じでした。

そんな中、前半、明らかにハンドしていたのを審判が見逃し、不運な先制を許します。とはいえ、あの位置にボールを簡単に入れさせてしまう守備のルーズさがどうにも納得が行きません。

後半、相手が不用意なイエローで退場しましたが、逆に相手の守りをわかりやすくしましたね。3バック+2人でガッチリ引いて守り、ボールを奪ったらまず川又を起点にし、そして確実にボールを収めながらポストプレーを行いカウンターの構図。一方ヴェルディはポゼッションはしますが、個々が好き勝手にやっているようにしか見えず、後半37分くらいか、森がオーバーラップして起点を作ろうとしているのに、出しどころがなくなって止まってしまうシーンなどはその象徴とも言えたのではないかと思います。

そしてロスタイム、自陣のミスで相手にボールを奪われ、追加点を取られるという、ありがちな展開で終戦。この時期に、引いて守ってカウンターのこの相手に、不甲斐ない敗戦となりました。

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今先発で起用されているベテラン選手は経験を買われているはず。でも、それを引き出す何かがまるで見えない。大きく変えるのはリスクがあるけれど、今のままじゃ何も変わらないんじゃないですかね。